空室対策にも有効!自主管理では難しい「借り手がつきやすい」賃貸物件リフォームのコツ

空室対策にも有効!自主管理では難しい「借り手がつきやすい」賃貸物件リフォームのコツ

賃貸空室対策リフォーム

こんにちは、ジーワンシステムです。
マンションの管理に携わっていると、「見た目は悪くないのに、なぜか空室が埋まらない」「自分で管理してきたけど、もう少し効率よく運営できないか」といったご相談をいただくことがあります。
今回は、そのようなオーナー様にこそ考えていただきたいリフォームの視点。
単なるリフォームではなく、「選ばれる物件」に変えるためのヒントを詰め込んでいます。小さな改善でも、大きな効果につながる可能性があります。ぜひ参考にしてください。

管理の現場から見えてきた、“ちょっとした違い”が空室を埋める

空室が続くと、当然ながら家賃収入が止まり、数字としての損失が積み上がっていきます。それ以上に堪えるのは、目に見えない「焦り」や「不安」です。毎日ポータルサイトを覗いては、反応がないことに肩を落とす。そのような経験、少なからずあるのではないでしょうか。
「もう少し家賃を下げてみようか」「壁紙を貼り替えてみようか」、などいろいろ手を打ってみても、結果が伴わない。ところが、管理会社に相談してみたら、意外とすんなり決まったという事例もあります。
この差はどこから来るのでしょうか、“借り手の目線”と“プロの視点”で、私たちが現場で見てきたリアルな気づきから、賃貸物件のリフォームで心がけたいポイントをご紹介します。

「きれい」だけではない、「安心」が決め手になる理由

見た目の美しさももちろん大事ですが、それ以上に大切なのが「安心感」。入居希望者が内見時に感じる空気感は、実は大変繊細です。
キッチンやお風呂などの水回り。ピカピカに見せるよりも、嫌な臭いがしない・カビが見えない・ぬめりがない。手入れされている感じが伝わる方が、実は好印象につながります。
築年数が経った物件の場合、すべてを新しくしようとせず、部分的に残した古い設備が「味」になることも。物件の持つ個性や雰囲気次第ですが、うまくハマれば「他と違っていいね」とプラスに働くこともあるのです。

借り手の心をくすぐる3つの工夫

リフォーム 空室対策

玄関と照明を見直すだけで印象が変わる

玄関は第一印象そのもの。靴箱を新調するよりも、照明をLEDに替えて明るくしたり、ドアノブを交換するだけで雰囲気は大きく変わります。
内見の際、入って3秒で印象が決まるとも言われる場所だからこそ、コストをかけすぎずに「ここ、いいかも」と感じのよさを演出できるポイントです。

アクセントクロスで“ありきたり感”を脱却

真っ白な壁紙一色だと、どこか印象に残りません。でも、壁の一面だけに控えめな色を取り入れると、「おしゃれな部屋」という印象が生まれます。とくに、20代〜30代の単身者やカップルをターゲットにしている物件では、ひと手間が反応に直結します。

Wi-Fi環境や宅配ボックスで「便利さ」を可視化する

物件の設備は、住み始めてからの生活を連想させる重要なポイントです。
今やWi-Fiは電気や水道と同レベルのライフライン。インターネット無料物件にするのはコストもかかりますが、配線整備と設置場所の案内までは明確にしておくと、借り手の安心感が変わります。
さらに、共用部に宅配ボックスを置くだけで、「あ、ここは今どきのニーズを分かっているな」と感じてもらえる。少し先回りした設備投資も、差別化の大きな鍵です

【リフォーム×管理】実際の事例とオーナー様のご感想

賃貸物件リフォーム事例

キッチンのレンジフード取付工事を行いました。入居者様の快適な暮らしをサポートするため、設備の見直しや改善にも日々取り組んでいます。

リフォーム ビフォー
(ビフォー)
リフォーム アフター
(アフター)

(当社管理物件「ジースタイル」にて)

オーナー様からいただいた声

  • 嬉しいご連絡ありがとうございます。満室まで、あと1部屋ですね。よろしくお願いします。
  • 短い期間でしたが、御社への管理変更後は、本当にすべてがスムーズでした。
  • ゴミ捨て場案内の書面を送付いただきありがとうございます。早急にご対応いただき大変助かりました。

(オーナー様より/一部抜粋)

オーナー様のメールより3
オーナー様のメールより1
オーナー様のメールより2

自主管理では気づきにくい、“借り手目線”のズレ

リフォームというと「どこを直すか」ばかりに目が行きがちですが、大切なのは「どう住んでもらいたいか」という視点です。
管理会社を活用することで、最新の市場感覚や入居者ニーズを踏まえたアドバイスが得られるのも、大きなメリットです。費用対効果を見極めたうえで、過剰でも過小でもない、ちょうどいい提案が可能になります。
「手を入れるべきところ」「あえて残すべき部分」。その見極めは、案外ひとりでは難しいものかもしれません。

「選ばれる物件」への第一歩は、管理の見直しから


リフォームによって見た目や設備が整っても、満室が叶うわけではありません。内見に来てもらう工夫、物件の見せ方、入居後のフォロー、などがひとつの流れとしてつながって、初めて成果が生まれます。
「なんとなく古びてきたからリフォーム」ではなく、「次の入居者から選ばれる物件にするには?」という視点で考える。そのときこそ、プロの管理会社にお任せください。
ジーワンシステムでは、リフォームの企画・提案から、写真撮影、募集戦略、入居後の管理まで、オーナー様と一緒に選ばれる物件づくりに取り組んでいます。小さなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。

私が監修しました
管理部 椨
入居対策、空室管理をメインとしてご提案します。
不動産管理において、担当の建物を満室にすることを目標に日々動きます。
オーナーともコミュニケーションをとり、入居者さまとの出会いも大切にしています。

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