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中古の戸建てを買うメリット・デメリットとは?

これからマイホームの購入を検討しているなら、マンションにするのか戸建てにするのか、新築か中古かなどたくさんの選択肢があると思います。
これらにはそれぞれ違ったメリット・デメリットがあるので、よく比較して自分にあった選択をすることが重要です。
今回はマイホームの選択肢のひとつ、中古の戸建て住宅についてメリット・デメリットをご紹介します!

中古戸建て

中古戸建てを購入するメリット・デメリット

中古戸建てのメリット

中古戸建ての一番のメリットは、購入金額の安さです。
新築の注文住宅を建てるのに比べると安価にマイホームを手に入れることができます。一般的には2割ほど安くなることが多いようです。
最近は気に入った条件の中古戸建てを安く手に入れ、後から内装をリノベーションして自分好みのお家に作り替えて暮らす方も多いようです。
中古の住宅はすでに完成しているため事前にしっかり下見をすることができ、実際に住んだときのイメージがしやすいのも大きなメリットです。
気に入った物件を見つけた場合、購入から引越しまでの時間も短く済ませることができます。
また周囲の環境が良い好立地に立っていることも多く、生活施設が比較的充実しているのも魅力のひとつです。
近所に住んでいる人の暮らしぶりも事前に見ることができます。

中古戸建てのデメリット

中古戸建ては物件の値段は安くても、諸経費が多くかかる可能性があります。
物件の状態や築年数によってはリフォームを行う必要がありますので、お家の購入にかかる費用は物件の値段だけではないと考えておいた方がいいでしょう。
また、中の設備も新築と比べると古くなっていることがほとんどです。
まれにリフォーム済みの中古戸建てが売られていることもありますが、ほとんどの物件は前の住民が売却した当時のままで売られています。
中古物件だから仕方ないと割り切るか、後からリフォームを検討する必要があります。

 

中古戸建てを購入する際の注意点

物件の耐震強度に注意!

中古戸建てを購入する場合、建物の耐震強度がしっかりしているかはよく確認しておきましょう。
特に1981年より以前建てられた物件は、法改正されたあとの新耐震基準を満たしていない可能性があります。
現行の耐震基準は建築基準法という法律がもとになっていますが、この法律は大地震が起こるたびに何度か改正されており、その度に耐震基準もだんだんと厳しくなってきています。
今の耐震基準は1981年から施行された新耐震基準が基本となっており、新耐震基準の建物は震度5強程度ではほとんど損傷はなく震度6強?7程度では倒壊・崩壊しないと比較的安全であると評価されています。
新耐震基準が施行される以前に建てられた建物は強い地震により損傷してしまう危険性があるため、築年数の経った中古戸建てを購入する際はきちんと耐震診断を受けて結果に基づき耐震補強などのリノベーションを行いましょう。

中古物件は住宅ローンの審査が厳しい

住宅ローンを利用して物件を購入する場合、新築戸建てと比較して中古戸建てはローンの審査が厳しい場合があります。
新築物件は家の価値と価格に相違があることはほとんどありませんが、中古物件の場合は価格と価値が釣り合っていないことがあり、金融機関から価値を低く見積もられて借入希望金額に届かなくなることがあるのです。
希望通りの審査結果を得るには物件の価値を高く見積もってもらう必要がありますが、ここで大切なのが先ほどもお話しした耐震基準です。
耐震性能を満たしていれば長期低金利のローンを利用したり、住宅ローン減税を受けられる場合もあります。

 

購入前にきちんと検討を!

中古戸建ては古いけどやすいというイメージがあるかもしれませんが、実はそれだけではありません。
建物の購入意外にも費用がかかることを想定しておく必要があります。
しかし、購入してうまく利用すると立地もよく自分好みのマイホームに比較的低価格で住めることもあります。
中古戸建てを購入する際はメリット・デメリットをよく考え、十分に検討してから決定しましょう!

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