マンションを購入を考えたとき、
新築にするか中古にするかというのはマンション選びにおいて大切なポイントです。
新築マンションと中古マンションにはそれぞれメリット・デメリットがありますので、
ポイントを抑えてしっかり比較した上で選んでいきましょう。
今回は新築マンションと中古マンションの違いについてご紹介します!
違いは「新築だから高い」「中古だから安い」だけではない
新築マンションと中古マンションですが、
一概に「新しくて高額なマンションか、古くて安価なマンションか」というだけではありません。
価格以外にもさまざまな違いや独自のメリット・デメリットがあるだけでなく、
実は価格差もエリアによって異なるので一概に高い安いと言い切ることはできないのです。
自分の理想の住まいを見つけるには、
まず新築と中古の特徴を正しく理解して選ぶことが大切です。
新築マンションのメリット・デメリット
新築マンションのメリット
新築マンションのメリットは大きく以下の通りです。
・最新の設備がそろっている
・セキュリティ面も安心
・後々のリフォームが楽な構造の物件が見つかりやすい
新築マンションの魅力は何と言っても最新の設備を新品の状態で使える点です。
新築ならどの物件を選んでも一定レベル以上の設備がそろっている場合が多く、快適な条件のマンションが見つかる可能性が高まります。
住戸だけでなく、エントランスにもオートロックや監視カメラなどがいる物件が多いのでセキュリティも安心できます。
また、もし家族構成が変化した際に間取りを変えたくなっても、
比較的リフォームがしやすい構造の自由度が高い物件が見つかりやすいです。
新築マンションのデメリット
新築マンションのデメリットは大きく以下の通りです。
・物件数が少ない
・住民や管理状態が住んでみないと分からない
新築マンションは物件の数が少ないので、
立地などの条件をある程度広めに設定しておかなければ希望通りの物件を見つけにくくなります。
また、新築マンションは良くも悪くも白紙の状態からスタートなので、
近隣に住む住民はどんな人になるのか、管理状態がどうなのかなどを事前に確認することはできません。
しかし、ほぼ全員が同時期に入居することになるので、ご近所づきあいに気後れすることは少ないでしょう。
中古マンションのメリット・デメリット
中古マンションのメリット
中古マンションのメリットは大きく以下の通りです。
・物件数が多い
・立地のよい物件が見つかりやすい
・コミュニティや管理状況をあらかじめ確認できる
中古マンションは圧倒的に物件数が豊富で、駅や沿線などからエリアを絞っての物件探しがしやすいです。
立地の良い場所に建てられている物件も少なくありませんので、よく選べばかなり条件の良いマンションを見つけることも可能です。
また、内見の際は実際に売りに出されている部屋やマンションの管理状態を直接確かめることが出来るので、
住んでからイメージとの大きなギャップを感じるのを防ぐことができます。
近年、大きな災害が頻発している影響でマンション内のコミュニティを重要視する方も増えていますが、
コミュニティの雰囲気をあらかじめ確認できるのは中古マンションならではの大きな強みです。
中古マンションのデメリット
中古マンションのデメリットは大きく以下の通りです。
・設備にバラつきや古さが目立つ
・構造によりリフォームを制限されることがある
特に築20年を過ぎているマンションであれば、設備や仕様にバラつきがあったり古さが目立っていたりすることがあるので注意が必要です。
また、基本の構造部分の状態によってはリフォームで設備を交換することにも制限がかかる場合があるので、
リフォームやリノベーションを前提に中古マンションを選ぶ際は事前の確認が必須です。
設備が気になる場合、ここ10年ほどであれば設備が進化していると言っても性能に大きな差を感じることは少ないため、
築10年以内のマンションを見てみるのがおすすめです。
マンション選びのポイントは?
このように新築マンションにも中古マンションにもメリット・デメリットがあるため
、一概にこちらがよいと断言はできません。
マンション選びの際は新築中古にこだわりすぎず、
自分が住まいにどんな条件を求めるかを明確にして物件を見ていくのがよいでしょう。