住宅の購入は人生最大の買い物と言われています。
それは中古マンションを購入する際も同じで、決して安くない額が動きますので失敗したくはありませんよね。
しかし、中古マンションを探し始めるとすぐに膨大な量の物件情報があることに気が付くと思います。
「気になる物件はちらほら見つかるけれども、本当にここでいいのか分からない……」
そんなとき、一歩踏み出すには決め手となるポイントが欲しいですよね。
今回は中古マンション購入した先人たちが決め手にしたポイントはどこだったのか、
詳しくご紹介していきます。
決め手となるポイント1:予算
中古マンションを購入する上で、ほとんどの人は予算を設定しているでしょう。
予算を考える上で大切なのは、諸経費や維持費のことも含めてみることです。
マンションの購入にはその物件の価格だけでなく諸経費が必要になります。
また、購入後はローンの支払いだけではなく、管理費と修繕積立金が月々の支払に組み込まれます。
例えば賃貸に住んでいた方なら、これら費用をすべて合算したときに支払いが以前より安くなるのかはひとつの基準になるようです。
決め手となるポイント2:立地
購入した後のマンションは生活の拠点になりますので、通勤や通学に便利な立地かどうかは重要なポイントになります。
会社や学校に近いかという見方だけではなく、時間は長くなっても座って移動できるようにあえて離れた場所の始発駅近くを選ぶ方もいます。
同じ利便性の良さでも、通勤通学にかかる時間より、マンションから最寄り駅までにかかる時間の方が短いと満足度が高くなるというデータもあるようです。
もし予算があるなら駅に近い物件を購入すると、立地条件のよさから築年数が経過しても資産価値が下がりにくいというメリットもあります。
決め手となるポイント3:治安
家族の安全のために、近隣の治安は絶対に外せない条件だという方も多いです。
特に小さいお子様がいる家庭であれば、できるだけ治安のよい場所に住みたいですよね。
その地域の治安がどうかを知るには近隣でトラブルや犯罪が起こっていないかを調べるほかに、
実際にその場所に行って様子を見てくるという方法もあります。
治安を見る基準としてよく言われているのが以下の3つです。
・人通りや交通量は多いか
・夜になると周辺が暗くなりすぎないか
・近くのコンビニに出入りしている客層が悪くないか
生活する上でよく使いそうな近隣のエリアはひと通り見ておくといいでしょう。
自分の目で確かめてからの購入であれば安心感が違います。
また、昼と夜、平日と休日で街の様子が大きく変わるエリアも珍しくはありません。
より念入りに確認するのであれば平日の昼、休日の昼……など、日と時間をずらして何回か足を運んでみましょう。
周囲の環境だけではなくそのマンション自体にトラブルがないかも重要なポイントになります。
過去に何か事件はあったか、現在隣人トラブルなどがないかは不動産屋さんを通じて質問してみましょう。
こうした不安が解決できたことで購入を決めた方も多いです。
決め手となるポイント4:購入後のマンション管理
マンションに住み続ける上で大切なのがマンションの管理です。
マンション購入後毎月支払わなければならない費用に管理費がありますが、マンション管理組合があるところだとこの金額は高く、逆にないところだと安く抑えられます。
しかしマンション管理組合がないと掃除が当番制になるなど、管理のための負担が増えます。
中にはマンションの管理が行き届いているという理由から物件を決めた方もいますので、管理と費用のバランスはよく考えてみましょう。
まとめ:何が決め手かは条件次第
マンション購入の決め手になりやすいポイント5つをご紹介しましたが、決め手はその人が何を重きにマンション探しをしているかによって変わります。
まずは自分が妥協したくない条件をはっきりさせ、後悔しないマンション探しを進めていきましょう。